アメリカのNASAの発表によると、

銀河NGC 3384がNASAのハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された画像の主役となっている。NGC 3384には、楕円銀河と呼ばれる銀河の特徴的な要素が多く見られる。楕円銀河は、ぼんやりと光っており、形状が丸く、目立った特徴がほとんどなく、最近の星形成の兆候がめったに見られない。これは、若く青い星が渦巻き腕にあふれる我が家銀河である天の川銀河などの渦巻銀河とは対照的である。

しかし、NGC 3384には中心部に星の「バー」があるような円盤状の構造がわずかに見える。多くの渦巻き銀河もこのようなバーを持っており、銀河のバーは銀河核の周りを通過する物質を集めるのに役立つと考えられている。これにより、核で起こる活動とプロセスに燃料を供給するのだ。

NGC 3384は、おおよそ350万光年の距離にあるライオン座に位置している。この画像は、NASA/ESAのハッブル宇宙望遠鏡の高性能カメラで撮影された。

Source: https://science.nasa.gov/missions/hubble/hubble-views-a-galaxy-settling-into-old-age/