以下はアメリカのNASAによる発表文の要約です。

アメリカ航空宇宙局(NASA)は1月31日、2024年の活動報告を発表しました。報告によると、NASAは有人月面探査計画「アルテミス計画」のための大型ロケットSLSのエンジン開発を進めており、1月27日には月ロケット用のRS-25エンジンの地上試験の6回目を実施しました。また、国際宇宙ステーションへの補給機「シグナス」が1月30日にフロリダ州のケープカナベラル空軍基地からスペースXのファルコン9ロケットで打ち上げられ、2月1日に宇宙ステーションにドッキングする予定です。

一方、宇宙技術の地上への応用では、宇宙服技術を応用した医療機器の開発などが進められています。また、天文観測衛星「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が近隣の19個の渦巻銀河を観測し、銀河の構造や星の形成過程などを詳細に撮影することに成功しました。

NASAは月面探査や宇宙技術の地上応用、天文観測などを通じて、人類の宇宙開発を進めるとともに、地球環境・社会への貢献を目指しています。

Source: https://www.nasa.gov/centers-and-facilities/marshall/the-marshall-star-for-january-31-2024/