アメリカ航空宇宙局(NASA)のステニス宇宙センターは2月1日、同センターの調達部で24年以上働くトニー・ゴレツキ氏が、月面探査計画「アルテミス計画」の支援と次世代のインスピレーションに尽力していると発表しました。

ゴレツキ氏はミシシッピ州の出身で、学生時代にステニス宇宙センターの見学に訪れた際、いつかNASAで働くことを志しました。その夢を叶え、現在は調達アナリストとしてNASAのミッションを支えるとともに、アルテミス世代と呼ばれる次世代の探査家たちにインスピレーションを与えています。

NASAは2024年以降、アルテミス計画を通じてこれまで以上に月面探査を行い、そこで得た知見をもとに有人火星探査への挑戦を目指しています。ゴレツキ氏はアルテミス3号による有人月面着陸に立ち会うことを楽しみにしているとのことです。

一方でゴレツキ氏は日々の業務を通じてアルテミス計画の支援に尽力するとともに、STEM教育支援などを通じて次世代の育成にも力を注いでいます。ゴレツキ氏のように、NASAのミッションと次世代育成の両方に貢献する姿勢は、アルテミス世代にとって大きなインスピレーションとなることでしょう。

Source: https://www.nasa.gov/image-article/nasa-employee-supports-mission-while-inspiring-artemis-generation/