アメリカ航空宇宙局(NASA)は2月2日、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のNASAの宇宙飛行士ラロール・オハラ氏とジャスミン・モグベリ氏が、来週にカリフォルニア州とマサチューセッツ州の学生とそれぞれ交信すると発表しました。

発表によると、2人の宇宙飛行士は2月5日午後12時15分(米国東部時間)、カリフォルニア州サンタクラリタのエンブレムアカデミーの児童からの事前に録音された質問に答えます。イベントに先立ち、STEM教育に関連する宇宙ステーションでの科学技術工学数学の活動について、児童と保護者が工学の家族の夜に参加します。

また2月9日午前10時40分には、オハラ氏と欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士アンドレアス・モーゲンセン氏が、マサチューセッツ州の中学生からの事前録音された質問に答えます。イベント当日には、5つの都市から13の学校の生徒が教室で生中継を視聴します。

交信はNASAの公式サイトとNASA+で生中継されます。宇宙ステーションでは23年以上にわたり、宇宙飛行士が連続して生活し、技術試験や科学実験、地球外探査に必要なスキル開発を行っています。

宇宙ステーションでの重要な研究と技術開発は、人類のためになり、月や火星といった地球外探査の基盤となります。アルテミス計画の一環として、NASAは月面に宇宙飛行士を送り、将来の火星探査の準備を進めます。若い世代の探査家を育成することは、アメリカが宇宙探査と発見の先頭に立ち続けることを確実にします。

Source: https://www.nasa.gov/news-release/california-massachusetts-students-to-hear-from-nasa-esa-astronauts/