アメリカ航空宇宙局(NASA)は2月2日、2024年4月8日にアメリカ全土を横断する皆既日食を記念したポスター2点を発表した。ポスターは、天文学者でもあるアーティストのタイラー・ノードグレン氏と、NASAの天体物理学コミュニケーションチームのシニアマルチメディア・グラフィックス専門家であるクリステン・ペリン氏が制作した。
ノードグレン氏のポスター「太陽と月があなたと合一する」は、2024年4月の皆既日食を全米の多くの都市で体験できる様子を描いている。都市のシルエットには日食帯を通過する主要都市の名前が記され、日食を体験する3000万人以上の人々の熱狂が表現されている。
一方、ペリン氏のポスター「NASAの眼を通して」は、日食が全ての人にとっての体験であることを強調するため、多様な人々を描いている。背景には月と太陽系の惑星が描かれ、日食が生じるメカニズムが示されている。
NASAは、今回のポスターが2024年の皆既日食を多くの人が楽しみに待っている様子を表現したと説明している。